この装置は、
オートレース補助事業
により購入した機器です。
音響透過損失・残響室法吸音率測定システム
写真:
(左)無響室と残響室外観 (右)測定システム
1.機器の概要
本装置は、無響室と残響室の間に試験体を設置することで音響透過損失の測定ができます。また、残響室の床に試験体を設置することで、残響室法吸音率の測定が可能です。
音響性能が求められる自動車内装材料の開発に有効です。
2.機器の仕様
日本音響エンジニアリング株式会社 AbLoss
●残響室内容積:9立方メートル
●音響透過損失測定方法:ISO 15186-1 「Sound Intensity method」
●残響室法吸音率測定方法:ISO 354 「Indirect method」
●試験体サイズ:
【音響透過損失】縦0.6メートル×横0.6メートル
【残響室法吸音率】縦1.0メートル×横1.0メートル
●測定周波数範囲:400Hzから10,000Hz(1/3オクターブバンド)
3.お問合せ先
工業技術研究所(本所) 電子科 / 電話:054-278-3027
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