この装置は、
オートレース補助事業
により購入した機器です。
速度制御熱分析装置
写真:
速度制御熱分析装置の外観
1.機器の概要
熱分析装置は、物質の温度を所定のプログラムによって変化させながら、その物質の熱的・物理的性質を温度の関数として測定する装置です。
具体的には昇温に伴い現れる「融解、分解、脱水、揮発、酸化・燃焼、膨張・収縮」といった各種状態変化を調べることができます。プラスチック・ゴム、金属、セラミックス、食品等幅広い分野に利用できます。
紹介ポスター
(PDF:481KB)
2.機器の仕様
速度制御熱分析装置 ㈱日立ハイテクサイエンス NEXTA DSC200・STA200RV、TMA710
DSC(熱量測定)部
低温度域からの測定:-80℃(~500℃)
TG(熱重量測定)-DTA部
1,000℃から50℃までの冷却時間:約20分
プログラムによる窒素と空気の切替え及び流量設定
測定中の試料の様子(画像)の観察機能
TMA(熱機械測定)部
試料とプローブとの融着防止機能
3.お問合せ先
工業技術研究所 浜松工業技術支援センター 材料科 / 電話:053-428-4156
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