浜松工業技術支援センターでは、製品開発の企画・設計から加工、計測・評価までできるデジタルものづくり支援体制として、「デジタルものづくりセンター」を整備しました。導入した形状最適化設計ソフトウェア「nTop」およびトポロジー最適化の基礎から応用までの形状最適化セミナーを開催します。形状最適化を通して金属積層造形への関心を深めていただければと思います。皆様には御参加いただけるようお願いします。
1 日時 令和5年9 月26 日(火) 13:15~16:50
2 会場 浜松工業技術支援センター大研修室(浜松市北区新都田1-3-3)
3 内容・講演1(13:20~14:20)60 分「トポロジー最適化の基礎からその応用まで」
講師 京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻教授西脇眞二氏
概要 トポロジー最適化は構造の外形形状に加え、構造内の穴の数の
減などの構造の形態をも変更可能な最も自由度の高い構造最適化
の方法である。本講演では,まずトポロジー最適化の歴史・基本
的な考え方を説明する。そして、トポロジー最適化の構造問題、
熱流体問題、マイクロストラクチャ設計問題などの様々な設計
問題へ展開した事例を紹介します。
・講演2(14:20~15:05)45 分「次世代エンジニアリングツールnTop のご紹介」
講師 株式会社NTTデータザムテクノロジーズアプリケーション営業部川浦佑介氏
概要 「nTop」は次世代のエンジニアリングツールと呼ばれ、従来のCAD
ソフトでは困難であった複雑形状の設計を容易に行うことができます。
3D プリンターは形状の複雑さがコスト増大に繋がらない製造法のため、
nTop はまさに3D プリンター向けの設計ツールと言えます。本講演では、
nTop の概要説明と設計のデモを行います。
・講演3(15:20~16:10)50 分「積層造形技術(AM)の現状と活用」
講師 一般社団法人日本AM協会専務理事澤越俊幸氏
概要 将来の加工方法として注目され10 年近く経過するAM(アディティブ
マニュファクチュアリング)について、実製品活用に対する現状や課題
を理解した上で、どのように活用を始めるべきか、事例を交えて御説明
いたします。
・見学会(16:10~16:50)40 分①「nTop」、②金属3Dプリンタ
4 定員 70名
5 申込 下記リンクのチラシを御覧ください。
軽量化のための形状最適化設計と金属3Dプリンタ (形状最適化セミナー)[PDF:161KB]
6 締切 令和5年9月19 日(火)※定員に達し次第、終了とさせていただきます。
7 お問い合わせ 浜松工業技術支援センター tel. 053-428-4156 材料科 木野