浜松工業技術支援センターでは、昨年度、金属3Dプリンタを導入するとともに、本年度は、製品開発の企画・設計から成型加工、計測・評価までを一貫してデジタルデータに基づいて支援する「デジタルものづくりセンター(仮称)」の設置を計画しています。
今回のセミナーでは、デジタルデータでの形状計測・評価に欠かせない3Dスキャナの活用について技術講演会を開催いたします。3Dスキャナを用い立体物をスキャニングして得られた製品形状の3Dデータは、近年、様々な産業分野で利用されています。自動車産業でも、部品や車両の形状を計測した3Dデータは、設計・開発、品質管理等に盛んに用いられています。3Dスキャナに御興味をお持ちの方や導入を検討されている方、既に導入している方にも役立つ内容となっていますので、是非、御参加ください。
1 日 時 令和5年7月3日(月) 13:30~16:30
2 会 場 浜松工業技術支援センター大研修室(浜松市北区新都田1-3-3)
3 内 容 ・講演1 3Dスキャナの基礎と応用、未来 (13:35~14:35)
講師 静岡大学 工学部電気電子工学科 教授 橋本 岳 氏
概要 3Dスキャナの原理や計測方法、計測データの活用方法、
技術開発の最新動向等について御紹介頂きます。
・講演2 自動車部品計測に求められる3Dスキャナ(14:35~15:20)
講師 東京貿易テクノシステム株式会社 スマートマニュファクチャリング領域
中日本エリアG 筒井 幸博 氏
概要 3Dスキャナの種類・選び方、安定した3Dスキャンの手法・ノウハウ、
3Dスキャナの活用事例について、特に自動車分野の事例を中心に御紹介
頂きます。
・講演3 浜松工業技術支援センターの3Dスキャナの活用事例(15:35~16:00)
講師 浜松工業技術支援センター 機械電子科 上席研究員 長津 義之
概要 当センターで設備している3Dスキャナの概要と、CADデータや
シミュレーションデータとの比較検討事例などの具体的な活用事例
について紹介します。
・設備見学 ①3Dスキャナ、②X線CTシステム、③金属3Dプリンタ(16:00~16:30)
※発表内容によっては、配布資料を御用意できない講演がありますので、御理解ください。
4 定 員 80名
5 参加費 無料
6 申 込 申込方法は下記御案内を御覧ください。
7 締 切 令和5年6月27日(火)(定員に達し次第、終了とさせていただきます)
8 問合せ先 浜松工業技術支援センター tel. 053-428-4155 機械電子科 長谷川、長津
※セミナー翌日(7月4日)に、浜松工業技術支援センターにて、「個別ワークショップ・相談会」を東京貿易テクノシステム㈱様と当センター保有機器を使用して開催いたします。参加費は無料です。 |
・デジタルものづくりセミナー(1)~3Dスキャナ活用講座~の御案内[PDF:334KB]
・デジタルものづくりセミナー(1)~3Dスキャナ活用講座~の御案内[Word:27KB]